国別対抗戦の代表に高橋、鈴木ら 浅田、羽生は外れる

[ 2012年4月4日 17:09 ]

フィギュアスケートの世界国別対抗戦代表に選ばれ、写真に納まる(左から)村上佳菜子、鈴木明子、高橋大輔、高橋成美、マービン・トラン

 フィギュアスケートの世界国別対抗戦(19~21日・国立代々木競技場)日本代表の発表会見が4日、東京都内で行われ、主将に決まった世界選手権男子2位の高橋大輔(関大大学院)が「一致団結して、優勝を目指す」と目標を掲げた。

 男子代表のもう一人は小塚崇彦(トヨタ自動車)で、世界選手権3位の羽生結弦(宮城・東北高)は右足首捻挫で外れた。女子は世界選手権3位の鈴木明子(邦和スポーツランド)と5位の村上佳菜子(愛知・中京大中京高)で、6位に終わった浅田真央(中京大)は世界ランキングも村上を下回ったために選ばれなかった。

 マービン・トラン(カナダ)とペアで世界選手権3位の高橋成美(木下ク)は「チームに貢献したい」と意欲満々。アイスダンスはキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が出場する。

 国別対抗戦は6カ国が参加し、男女各2人とペア、アイスダンス各1組の順位に応じて与えられる得点の合計を争う。フィギュアの団体戦は2年後のソチ冬季五輪で初採用される。

 ▼鈴木明子の話 世界選手権の結果は良かったが、ベストの演技ではなかった。残った宿題をこなし、完璧な演技をしたい。

 ▼村上佳菜子の話 世界選手権のフリーでは悔しい思いをした。挽回できるチャンスをもらったと思って頑張りたい。

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2012年4月4日のニュース