日本代表最年少選出の高3藤田 村田監督に有終の美を!

[ 2012年3月31日 06:00 ]

 7人制ラグビーの世界シリーズ第7戦「東京セブンズ2012」が、31日に東京・秩父宮ラグビー場で開幕する。日本代表に最年少で選出された藤田慶和(18=東福岡高3年、)は30日、今大会で退任する村田亙(わたる)監督(44)に対して「わたさんを男にしたい」と有終の美を飾らせる思いを語った。

 藤田は昨秋に村田監督から代表に抜てきされると、日本が参戦する同シリーズ全5戦に日本人でただ一人選ばれた。11年ぶりに日本で行われる7人制の世界大会で、東福岡高の先輩である指揮官に恩返ししたい気持ちは強い。

 1メートル85、90キロの恵まれた体格、50メートル6秒1の快足を誇る。日本の全37トライのうち11トライを決めてチームのトライ王だ。「自分の強みのスピードを活かしたアタックは世界でも通用している」と藤田。日本のファンの前で成長した姿を披露する瞬間が到来した。

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2012年3月31日のニュース