浅田真央、3回転半に不安…29日に女子SP

[ 2012年3月28日 22:29 ]

公式練習で調整する浅田真央

 フィギュアスケートの世界選手権で2年ぶり3度目の優勝を狙う浅田真央(中京大)ら日本女子が28日、フランスのニースで29日のショートプログラム(SP)に向け調整したが、浅田はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が1回転半になるなど不安を残した。浅田は「本番までに、いつもの状態に戻したい。まずはSPに集中することが大事」と話した。

 鈴木明子(邦和スポーツランド)と村上佳菜子(愛知・中京大中京高)は、ともにSPの曲を流した練習で2連続3回転を含む全てのジャンプに成功。30人で争うSPの滑走順は浅田が19番、村上が27番、鈴木が29番に決まった。

 ▼鈴木明子の話 世界選手権で誕生日(28日)を迎えられて幸せ。好調だからといって舞い上がらず、一つ一つ丁寧にやることを心掛けたい。

 ▼村上佳菜子の話 きのうまで2日間は調子が悪かったが、きょうは体が動いて安心した。(本番も)きっとうまくいくと思う。(共同)

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