水連の上野競泳委員長 北島の仕上がりに太鼓判

[ 2012年3月28日 18:27 ]

 日本水連の上野広治競泳委員長は28日、ロンドン五輪代表選考会を兼ねる競泳の日本選手権(4月2日開幕・東京辰巳国際水泳場)で、男子平泳ぎで競泳日本勢初の4大会連続五輪出場を狙う北島康介(日本コカ・コーラ)の仕上がりについて「過去にないような出来」と太鼓判を押した。

 拠点の米国から戻った北島の練習を見たという上野競泳委員長は、けがに苦しみ、力を発揮しきれなかった昨年とは状態が「雲泥の差」と指摘。100メートルは59秒04、200メートルは2分8秒36の北京五輪後の自己記録を「クリアしてくるだろう」と予想した。

 昨年の世界選手権で表彰台に上がった男子200メートルバタフライの松田丈志(コスモス薬品)と同背泳ぎの入江陵介(イトマンSS)にも「本気で五輪で金メダルを狙っている」と大きな期待を寄せた。今大会は五輪本番の日程に合わせて初めて7日間で開催される。

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2012年3月28日のニュース