真央3―3回転もある!女王奪還へ3年ぶり「やりたい」

[ 2012年3月28日 06:00 ]

試合会場で念入りに調整する浅田真央

フィギュアスケート世界選手権

(フランス・ニース)
 大技はトリプルアクセルだけじゃない。フィギュアスケート世界選手権で2年ぶり3度目の金メダルを狙う浅田真央(21=中京大)は26日(日本時間27日)、フランス・ニースの本番会場で公式練習を行った。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)はまだ調整段階だが、3回転フリップ―3回転ループのコンビネーションに成功。09年3月の世界選手権以来、3年ぶりの3―3回転に意欲を見せた。

 鋭く回って、完璧に着氷した。26日朝に現地入りした浅田は同日深夜の公式練習に参加。29日の女子ショートプログラムまで本番会場で練習できる唯一の機会で、3回転フリップ―3回転ループに成功した。試合で決めれば、09年3月の世界選手権SP以来となるコンビネーションに「いけそうだなと思ったらやりたい」と笑みを浮かべた。

 過去2シーズンは挑戦しなかった3―3回転。1月の地元・名古屋でのエキシビションで、公式戦以外では異例のチャレンジで成功した。2月の四大陸選手権では最終的に回避したものの、プログラムに組み込む予定だった。「世界選手権のプログラムにも入っているつもりでやっている」と浅田。佐藤コーチは「まだ分かりません」と話した一方で「たまに凄くいいジャンプをするときがある」と評価しており、高難度コンビネーションに挑戦する可能性は十分。3回転フリップ―2回転ループより基礎点は3・3点上がるため、大きな武器になる。

 四大陸選手権で3カ月ぶりに解禁したトリプルアクセルはこの日、2回着氷。練習時間が残り4分になってから調整に入ったため4回しかチャレンジできず「ちょっと焦ってしまいました」と振り返ったが、表情は明るい。「氷も滑りやすくて、すぐになじみました」。昨季は6位惨敗。「去年は凄く悔いの残る大会だった。ニースでは頑張って納得のいく演技をしたい」。3―3回転とトリプルアクセルで、女王奪回の道を切り開く。

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