内村 五輪見据え難度上げた!価値点過去最高

[ 2012年3月21日 06:00 ]

試技会の平行棒で演技する内村航平

 体操男子のロンドン五輪代表で世界選手権個人総合3連覇中の内村航平(23=コナミ)が20日、埼玉県草加市内で試技会に参加。

 五輪を見据えた個人総合の構成に挑戦し、昨年10月の世界選手権時よりも難度を上げた跳馬で手をついたものの、他の種目はミスなくまとめた。「跳馬以外は着地も意識できていたし、細かいところまで意識した演技ができた。疲労のピークの中では良かった」。この日の構成は技の難度を示す演技価値点の6種目合計が、過去最高の39・8点。世界のライバルの追随を許さないハイスコアだ。4月の全日本選手権(国立代々木競技場)初日の7日はあん馬、平行棒、鉄棒の3種目、最終日の8日は全6種目に出場する。「全日本へ120%、五輪は200%にしたい」と気合を入れていた。

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2012年3月21日のニュース