葛西、１９９・５メートルで予選通過！伊東は予選免除

　ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）ジャンプ男子は１５日、スロベニア・プラニツァのフライングヒル（ＨＳ２１５メートル、Ｋ点１８５メートル）で個人第２５戦予選を行い、葛西紀明（土屋ホーム）が１９９・５メートルの１８０・６点で１０位、竹内択（北野建設）が１８５・５メートルで２８位となり、フライングヒル種目別総合１位で予選免除の伊東大貴（雪印メグミルク）を含めた３人が１６日の本戦に進んだ。

　１７１メートルの栃本翔平と１６６メートルの渡瀬雄太（ともに雪印メグミルク）は予選落ちした。

　▼葛西紀明の話　まあまあ。飛距離の自己記録を出した台だけど、そんなに得意ではないかな。もう１０メートルは飛ばないと、本戦で２０位以内に入れない。

　▼伊東大貴の話　最後の大会だし、あんまり考えないで楽しんで飛びたい。（フライングヒルの種目別１位だが）普段通り。タイミングが合えば、いいジャンプができる。

　▼　竹内択の話　あまりいい状態ではない。いいイメージがなくなっている感じ。本戦になれば少しは感覚も良くなってくると思う。

　▼栃本翔平の話　タイミングは普通だったけど、ちょっと風がなかった。もう少しあったらフライングだから全然違うけど。残念です。（共同）