遼に周囲の目“ガラリ”欧米の新鋭とペアリング

[ 2012年3月15日 06:00 ]

早朝の練習ラウンド中、笑顔のこぼれる石川遼

 トランジションズ選手権(15日開幕、米フロリダ州イニスブルックリゾート&GC)に出場する石川遼(20=パナソニック)は13日、コースで練習ラウンドを行った。

 先週のプエルトリコ・オープン2位で周囲の見る目が変わった。各大会の優勝候補を紹介する米ツアー公式サイトの「パワーランキング」に14番目で登場。バド・カウリー(21=米国)、トム・ルイス(21=英国)という米国、欧州の新鋭と同組になったペアリングも期待の表れだ。

 ただし石川自身は慎重だ。先週好調だったアプローチがこの日は不発。先週のパスパルム芝に比べ、粘りがあるバミューダ芝の難しさをあらためて実感。「芝質が全く違うので先週のようにはうまくいかないかもしれない」と感覚の違いを口にした。「毎週会場が替わるのはゴルフツアーならではのこと。そこが面白さでもある」と石川。米ツアー初優勝の期待がかかる今大会は適応能力が試される試合になる。

続きを表示

2012年3月15日のニュース