球技と陸上で8万人収容 国立改築の有識者会議

[ 2012年3月6日 20:40 ]

 老朽化が進む東京・国立競技場の将来構想を協議する第1回の有識者会議が6日、同競技場内で開かれ、8万人収容で球技と陸上競技を開催可能にするなどの基本方針を確認した。11月までに提言をまとめる。

 スポーツ以外の利用も視野に屋根付きにすることも提言に盛り込む。競技場を管理・運営する日本スポーツ振興センターの河野一郎理事長は「大地震の際に避難場所の機能を持たせようといった意見も出た」と話した。

 国立競技場は2019年に日本で開催するラグビーのワールドカップ(W杯)や東京都が招致を目指す20年夏季五輪の会場に予定されている。

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2012年3月6日のニュース