立川親方 高知市にフクちゃんのまわし寄贈

[ 2012年3月6日 19:12 ]

 高知県出身で2010年に引退した大相撲の元関脇土佐ノ海関(現立川親方)(40)が6日、高知市役所を訪れ、同市出身の漫画家横山隆一さんがデザインし、現役時代に着用した漫画「フクちゃん」柄の化粧まわしを寄贈した。市は「今後は横山隆一記念まんが館で展示したい」としている。

 化粧まわしは紫色の背景に、まといを担ぐフクちゃんが愛らしく描かれている。横山さんは親方の大ファンで1996年に制作。後援会によると、主に高知県に近い九州場所や大阪場所で着用した。親方の意向で「フクちゃん」にゆかりのある高知市への寄贈を決めた。

 立川親方は「横山先生には大変お世話になりました。相撲を知らない人も含め、多くの人に見てもらえればうれしいです」と話している。

続きを表示

2012年3月6日のニュース