五輪選考やり直し 4月6日に再レース実施…2ペアが直接対決

[ 2012年3月6日 17:38 ]

 日本ボート協会は6日、日本スポーツ仲裁機構に選考やり直しを命じられたロンドン五輪アジア予選(4月26~29日・忠州=韓国)の男子軽量級ダブルスカル代表を、4月6日に埼玉県の戸田漕艇場で再レースを実施して決めると発表した。

 昨年11月の最終選考会で補欠となり仲裁を申し立てた武田大作(ダイキ)が浦和重(NTT東日本東京)と組むペアと、代表を取り消された須田貴浩(アイリスオーヤマ)西村光生(仙台大)組が2000メートルのレースを行い、先に2勝したペアが代表となる。

 日本協会は6人が参加した最終選考会の結果で、この4人の力が抜けていると判断。新たなペアを組み連携を試す時間的余裕がないため、一度代表に決まった須田、西村組と、武田が希望する浦とのペアの直接対決が「最も合理的で透明性が確保された方法」とした。

 近日中に4人の参加意思を確認し、同意しない選手がいた場合は選考方法を再協議する。

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2012年3月6日のニュース