春場所の入場券売れ行き 貴乃花部長「物足りない」

[ 2012年3月4日 21:35 ]

 2年ぶりに開催される大相撲春場所の貴乃花担当部長(元横綱)は、初日まで1週間となった4日、入場券の販売状況について「物足りないし、危機感もある。まだまだ広報していかなきゃいけない」と話し、集客への強力なアピールを継続する必要性を示した。

 先発事務所が前売り券の電話受け付けを終了した同日午後9時現在、完売の日はない。ただ、入場券担当の中川親方(元幕内旭里)によると、8日間が大入りだった一昨年より売れ行きはよく「升A席は一昨年の倍くらい売れている。部長1人で450升は売っている」と前向きだった。

 貴乃花親方は4日夜、大阪市内で落語家の桂三枝のイベントに参加。観客を前に「ぜひとも足を運んでいただければと思います」と、PRに余念がなかった。

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2012年3月4日のニュース