伊東大貴が3勝目!海外では初勝利/W杯ジャンプ男子

[ 2012年3月4日 21:08 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は4日、フィンランドのラハティで個人第22戦(HS97メートル、K点90メートル)を行い、26歳の伊東大貴(雪印メグミルク)が93メートル、92メートルの安定した飛躍を披露し、合計245・5点で今季、通算とも3勝目を挙げた。1月の札幌大会で2連勝し、海外は初勝利。今季8度目の表彰台で個人総合は6位。

 総合首位のアンデシュ・バルダル(ノルウェー)が最長不倒の96メートルなど239・2点で2位。竹内択(北野建設)は90・5メートルをそろえて232・5点で5位に入った。

 渡瀬雄太(雪印メグミルク)は18位で、葛西紀明(土屋ホーム)は24位。栃本翔平(雪印メグミルク)は予選落ちした。

 ▼伊東大貴の話 ノーマルヒルは苦手な意識があったけど、勝てるとは…。世界の選手全員がそろった中で勝ったのは、価値があると思う。(首位で迎えた2回目は)特別なことは考えなかった。冷静にできた。

 ▼竹内択の話 表彰台に上がりたかった。もう少しいけたと思うので、もったいない。調子が悪くなっていたけど、いい感じになってきた。

 ▼渡瀬雄太の話 バランスが悪いとかはあるけど、W杯得点も取れたし、結果はまずまずだったと思う。2回目を飛べたことに満足しないと…。

 ▼葛西紀明の話 2回目はかなり風にやられてしまった。1回目でいい位置(11位)につけたので、少なくとも20位以内には入りたかった。

 ▼栃本翔平の話 何が悪いというわけではないけど、今は何をやってもうまくいかない。我慢するしかない。(共同)

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2012年3月4日のニュース