高梨沙羅 15歳4カ月は男子を含めW杯ジャンプの最年少V

[ 2012年3月3日 21:22 ]

 ノルディックスキーのジャンプ女子で、日本のエース、高梨沙羅(北海道・上川中)が3日、山形市蔵王で行われた日本初開催のワールドカップ(W杯)を初制覇した。世界を転戦するW杯の女子は今季始まり、日本勢の優勝は初めて。国際スキー連盟によると、15歳4カ月の高梨は男子を含めてW杯ジャンプの最年少優勝者となった。

 午前の個人第10戦で2位だった高梨は、1回の飛躍の勝負となった午後の第11戦でただ一人100メートルを越え、W杯総合首位のサラ・ヘンドリクソン(米国)ら強豪を抑えて勝った。

 1月の第1回冬季ユース五輪と2月の世界ジュニア選手権の優勝に続いて国際大会を制覇し、2014年ソチ冬季五輪で採用されるジャンプ女子のメダル候補としての実力を示した。

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2012年3月3日のニュース