パワフル馬場、カップ“破壊”「本当に笑っちゃいました」

[ 2012年3月3日 06:00 ]

13番、バーディーパットを放つ馬場

ダイキン・オーキッド・レディース第1日

(3月2日 琉球GC=6439ヤード、パー72)
 “事件”は6番パー4で起きた。馬場の残り70ヤードの第3打が直接カップインするバーディー。第1打のミスをリカバリーしたこのスーパーショットはおまけまでついてきた。

 ノーバウンドで入ったことで衝撃でカップが壊れ、使用できなくなったのだ。「直接入ったのは初めて。腰が抜けました。本当に笑っちゃいました」と本人は目を丸くしたが、驚いたたのは競技委員も同じだった。

 カップのへりの傷みが激しく同じ位置に直すのは不可能だった。そのため、規定により当初のカップがあった場所のすぐ近くで、傾斜などで後続に不公平が生じない位置に切り直した。ゆがんだカップを修復することはあっても位置まで変えるのは珍しく、25周年の今大会では初めて。「いつも以上に体調がいい」と自信を持って臨んでいた馬場は“破壊力”抜群のショットを武器にボギーなしの68で首位発進した。

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2012年3月3日のニュース