コー会長、ロンドン五輪PRで来日…日本選手を激励 

[ 2012年2月28日 18:54 ]

セバスチャン・コー氏(右端)から激励を受ける、トライアスロン代表の上田藍(左端)ら

 7月27日に開幕するロンドン五輪をPRするために来日した大会組織委員会のセバスチャン・コー会長が28日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターを視察し、トライアスロン代表の上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)や陸上の選手を激励した。

 陸上男子1500メートルの選手として1980年モスクワ、84年ロサンゼルス両五輪で金メダルに輝いたコー会長から五輪のピンバッジをもらった上田は「勝ち運をいただいた」と大喜びだった。

 記者会見したコー会長は五輪の準備が順調であることを強調した。日本選手団の事前合宿地となる英ラフバラ大と日本オリンピック委員会の提携関係を強化し「両国で若者の交換留学も検討していきたい」との構想も語った。

 五輪招致に成功した立場から、2020年五輪開催を目指す東京には「なぜ五輪を開催し、どうやってそれを実現するのかを説明することが重要だ」と助言した。

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2012年2月28日のニュース