武田、笑顔で会見「間違ったことはしていなかった」

[ 2012年2月27日 19:07 ]

日本スポーツ仲裁機構に申し立てが認められ、記者会見で笑顔を見せるボート男子の武田大作選手

 日本スポーツ仲裁機構に申し立てを認められたボート男子の武田大作(ダイキ)は27日、松山市で記者会見し「ほっとした。間違ったことはしていなかった」と晴れやかな笑顔で話した。

 午後2時に予定された仲裁結果の発表まで「早起きしたが、そわそわして落ち着かなかった」という。ロンドン五輪での5大会連続出場へ道が開け「家族や会社、支えてくれた人に感謝したい。今後もスポーツは公平であることが大事なので、一つの試金石になれば」と語った。

 代表選考結果の取り消しを受け、日本ボート協会は選考レースの再実施など今後の対応を検討する。引き続き心の準備と練習に励むという武田は「公平にやってくれて負けたのなら、素直に認める」との決意を示した。

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2012年2月27日のニュース