日本は金11個で8位 英国五輪委員会が予想

[ 2012年2月27日 18:44 ]

 英国オリンピック委員会(BOA)が独自に集計した仮想国別メダルランキングで、日本は金11個で8位にランクされたことが27日、分かった。ロンドン五輪で日本オリンピック委員会(JOC)が目指す金メダル数世界5位には届かず、合計メダル数は銀12、銅14を加えて37個と想定された。

 ランキングは2011年に行われた五輪競技の世界選手権や世界規模の大会の結果を集計して作成した。このため1階級1人しか出場できない柔道では4階級で実際にはあり得ない複数のメダル獲得を算出。BOAは「12年の予想ではないが、潜在力は示している」と位置付けている。

 日本の金メダルの内訳は陸上男子ハンマー投げで1、体操の男子個人総合と床運動で2、柔道の5階級とレスリングの3階級。日本が初制覇したサッカー女子のワールドカップ(W杯)は考慮されず、北京五輪の成績を採用したためメダルなしだった。

 金メダル数の国別1位は中国の42個で、2位は米国の40個。3位にロシアが30個、4位にオーストラリアが16個で続き、前回の北京五輪と同じ4位を目指す英国は13個で6位となった。

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2012年2月27日のニュース