2年ぶり「相撲列車」大阪へ!27日番付発表

[ 2012年2月27日 06:00 ]

2年ぶりの大相撲春場所に向け、JR新大阪駅に到着した佐久間山(手前右端)ら力士

 「相撲列車」が2年ぶりに浪速へやってきた。大相撲春場所(3月11日初日、大阪府立体育会館)の番付発表を27日に控えた26日、部屋関係者が大阪入り。幕下以下の力士や行司など約200人が乗った新幹線が新大阪駅に到着すると構内にビン付け油の香りが漂い、利用客は足を止めて様子を眺めたり、写真を撮ったりした。

 八百長問題の影響で中止された昨年春場所で初土俵を踏むはずだった佐久間山(23=北の湖)は「大阪に来るのは初めて。特に意識はないけど、相撲を取れることがうれしい」と意気込みを新たにした。今年の初場所は東幕下15枚目で6勝1敗。今場所は昨年5月の技量審査場所デビューから所要6場所での十両昇進がかかる。「土産を持って帰りたい」と鼻息が荒かった。

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2012年2月27日のニュース