渡部暁が3勝目!後半距離で4位から逆転

[ 2012年2月26日 21:13 ]

今季3勝目を挙げた渡部暁斗

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は26日、チェコのリベレツで個人第20戦を行い、渡部暁斗(北野建設)が首位と20秒差で出た後半距離(10キロ)で逆転し、今季3勝目を挙げた。渡部暁は前半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)で98メートルを飛び、127・1点の4位から逆転勝利。W杯初勝利を挙げた2月5日の第14戦、18日の第17戦に続いて優勝を飾った。

 加藤大平(サッポロノルディックク)は12位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は26位。前半飛躍で5位につけていた渡部善斗(早大)は27位、湊祐介(東京美装)は38位だった。

 ▽渡部暁斗の話 飛躍で良い条件をもらえた。距離は逃げようと思ったわけではなく、自分のペースをつくりながら走った。先行逃げ切りが僕のスタイルと定着させるのではなく、どんな状況でも勝てる選手になりたい。(共同)

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