惨敗の川内 まさかの14位「五輪挑戦終わった」 給水失敗で「動揺した」

[ 2012年2月26日 16:15 ]

14位でゴールする男子の川内優輝

 ロンドン五輪の出場選手選考会を兼ねた東京マラソンで期待の公務員ランナー、川内優輝(24、埼玉県庁)は14位に終わった。

 タイムは2時間12分51秒で目標としていた2時間7分台には遠く及ばず、「五輪挑戦は終わってしまった。精神的に未熟なのかなと思う。情けない」と肩を落とした。

 スタートから第2集団で走った川内は5、10キロのポイントで2度続けて自ら用意したオレンジジュースとはちみつ、アミノ酸、塩を混ぜたドリンクボトルを見つけることができず、給水に失敗。「動揺してしまった」とこれが敗因の一つであることを認めた。

 25キロのポイントでもボトルを取ることができず、第2集団からも100メートル以上の差をつけられると、後は挽回できなかった。

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