宮里藍 スコア伸ばせず首位と5打差9位に後退

[ 2012年2月26日 06:00 ]

第3ラウンド、5番のフェアウエーからショットを放つ宮里藍

USLPGAツアーHSBC女子チャンピオンズ第3日

(2月25日 シンガポール・タナメラCC(6547ヤード、パー72))
 4位スタートの宮里藍(26=サントリー)は2バーディー、3ボギーの73とスコアを伸ばせず、通算4アンダーの9位。首位とは5打差に開いた。宮里美香(21=NTTぷらら)は71で回り、通算3アンダーの12位、上田桃子(25=フリー)は72にまとめ、1アンダーの21位だった。ジェニー・シン(19=韓国)ら3人が通算9アンダーで前日からの首位をキープした。

 思うようなゴルフができずにトップとの差は広がった。宮里は「ピンの位置が難しくて我慢の展開になった」ともどかしそうな表情を浮かべた。この日は「スピンがかけづらかった。フェアウエーの芝目は打ってみないと分からない」と距離感の合わない場面が目立ち、グリーンを外してはアプローチでしのぐ苦しい展開だった。課題としていたパー5でもバーディー1つにとどまり、17番では短いパーパットを右に押し出してボギー。悪い流れは最後まで断ち切れなかった。最終日は序盤からチャージが必要になるが「パー5がもう少し取れればいいリズムでできる」と闘う姿勢は崩していない。「ピンの位置はきょうより易しいからみんなスコアが伸びると思う。私もその流れに乗っていけるようにしたい」と5打差からの逆転に懸ける。

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2012年2月26日のニュース