代表争いから後退…涙の国原「結果よりも自分らしくと…」

[ 2012年2月20日 09:19 ]

柔道グランプリ大会最終日

(2月19日 ドイツ・デュッセルドルフ)
 女子70キロ級の国原は準決勝に落とし穴。格下のブラジル選手に大内刈りを仕掛けると、返されて両者がほぼ同時に畳に落ちた。「相手の方が先に背中を着いた感触があった」というが、判定は一本負け。「しっかり戦い方を考えていけば良かった」と悔やんだ。

 代表レースで田知本遥(東海大)に一歩リードを許すだけに、優勝したかった。「五輪は目標だが、柔道が好きで続けてきた。今回は結果よりも自分らしくと思った」と話すと、大粒の涙があふれた。(共同)

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2012年2月20日のニュース