遼「本当に悔しい」76叩き失速…68位に後退

[ 2012年2月20日 06:00 ]

USPGAツアーノーザントラスト・オープン第3日

(2月18日 リビエラCC(7349ヤード、パー71))
 39位で予選を通過した石川遼(20=パナソニック)は第3ラウンドで1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76と崩れ、通算6オーバー、219で68位に後退した。70で回り、初日からトップのフィル・ミケルソン(41=米国)と、66をマークしたキーガン・ブラドリー(25=米国)が通算7アンダー、206で首位に並んだ。

 石川の第3ラウンドは1Wの乱調とともに沈んだ。39位で予選を通過したが、この日は76を叩いて失速。「ドライバーが乱れた。非常に残念。本当に悔しい」と唇をかんだ。

 1Wを握った10ホールでフェアウエーへ運んだのは2度。それ以外はすべて右へ曲げた。スイング改造をする中、11番のミスで「左に傾きながらダウンスイングする以前のスイングを体が思い出した」。曲がる分、距離も出ず平均飛距離は270・1ヤードで76人中最下位。平均パットも2・18で最下位と散々だった。

 今大会は平常心をテーマにしていたが、「それはショットがうまくいってからのこと。全く話にならない」と悔しがった。ラウンド後は2時間打ち込んで、次戦につながるプレーを誓った。

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2012年2月20日のニュース