高橋4回転尻もち3位発進も…逆転へ「悪い失敗ではない」

[ 2012年2月11日 06:00 ]

男子SPのジャンプで転倒する高橋大輔

フィギュアスケート四大陸選手権第1日 男子SP

(2月9日 米コロラド州コロラドスプリングス)
 派手に尻もちをついても、失意の色はなかった。SP冒頭の4回転トーループで、高橋は緊張から踏み切るタイミングがずれて失敗した。世界王者のチャンだけでなく、無良に及ばない3位発進。それでも、「自分の中では悪い失敗ではない。先が見えてきているかなという感じ」と明るい表情で振り返った。

 標高約1800メートルと不慣れな高地で4回転を組み込むか回避するかを思案した。それでも3月の世界選手権を見据え、充実した練習に裏付けされた手応えから挑戦に踏み切った。直前の6分間練習では4―2回転のコンビネーションにも成功。本番でも回転軸は安定していたが、着氷で回転不足と判定され、基礎点が3・10点も下がったことが響いた。スピンの1つはレベル2と最高評価の4を得られず、「細かいミスがあった」と反省した。

 演技後のインタビューでは息が時折荒くなり、酸素が薄い高地特有の厳しさも痛感した。今季2戦2敗のチャンとは5・36点差で、10日(日本時間11日)のフリーに臨む。「4回転を決められればいい。自分のやることをきっちりしたい」。日本のエースは、大技での逆転に照準を合わせた。

 ◆男子フリー滑走順 日本勢はいずれも最終組で町田が19番、高橋が20番、無良が23番となった。SPの上位24人で争われ、首位のチャンは21番目に演技する。

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