白鵬米「食べて強くなって」 相撲教習所に120キロ寄贈 

[ 2012年2月9日 06:00 ]

白鵬米を寄贈した白鵬と、相撲教習所に通う新弟子

 大相撲の横綱・白鵬(26=宮城野部屋)が8日、観光大使を務める北海道滝川市で作った「白鵬米」120キロを、入門してから間もない新弟子が通う両国国技館内の相撲教習所に寄贈した。

 滝川市は09年6月から“白鵬米プロジェクト”を開始し、道産品種「ななつぼし」を「白鵬米」として2年連続で作付け。昨秋に白鵬自身も参加して収穫した約10トンの米を商品化し、今月から東京・日本橋の三越本店や滝川市内で販売を開始した。

 この日、相撲教習所を訪れた白鵬は「これからの力士に食べてもらって強くなってもらいたい」と教習生10人に米を手渡し、全員と握手。将来的には故郷モンゴルでの稲作普及を目指している。関係者によると、既に白鵬はモンゴルに稲作用の土地を購入し、準備を整えている。

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