日本選手8季ぶり4人目!渡部暁、W杯複合で初V

[ 2012年2月5日 21:21 ]

W杯複合で初優勝を飾った渡部暁

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は5日、イタリアのバルディフィエメで個人第14戦を行い、W杯総合ランク3位の渡部暁斗(北野建設)が初優勝した。W杯複合個人の日本勢では過去に荻原健司が19度、高橋大斗(土屋ホーム)が2度、河野孝典が1度優勝している。

 23歳の渡部暁は前半飛躍(HS134メートル、K点120メートル)で最長不倒の133・5メートルを飛び、138・2点で首位に立った。後半距離(10キロ)は2位に20秒差をつけてスタートして逃げ切った。

 永井秀昭(岐阜日野自動車)が18位となり、加藤大平(サッポロノルディックク)は23位、渡部善斗(早大)は30位、湊祐介(東京美装)は47位、山元駿(ゴールドウイン)は50位だった。

 3秒差の2位はミッコ・コクスリェン(ノルウェー)で、3位はビル・デモング(米国)だった。

 ▼渡部暁斗の話 めちゃくちゃうれしい。緊張したのかハイペースで入ってしまって、後半はかなりばてた。必死で逃げた。1人で走るのはかなりきついコースだった。(共同)

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