NECナドロタイ記録も逆転負けでPO進出ならず…

[ 2012年2月5日 06:00 ]

<近鉄・NEC>タックルを受けながらも突進する近鉄の佐藤

トップリーグ最終第13節 第1日

(2月4日 花園)
 NECは2連敗で初のプレーオフ進出を決められなかった。勝ち点2を挙げれば4位を確定させられたが、3点リードの後半に3トライを奪われ逆転負け。勝ち点41で全日程を終えた。5日に暫定6位で勝ち点37の神戸製鋼がサントリーを下せば、プレーオフ進出を決める。NECの元フィジー代表WTBネマニ・ナドロ(24)は前半22分にトライを決め、シーズン最多タイの19トライをマーク。NTTドコモはサニックスに26―37で敗れ、自動降格を免れる12位確定はならなかった。

 NECは敗戦でも条件次第でプレーオフ進出が決まったが、及ばなかった。後半35分に3本目のトライで9点差に迫りラストワンプレーで敵陣ゴール前5メートルまで攻めたが、ゴールまで届かなかった。シーズン最多タイ19本目のトライを決めたWTBナドロは「記録は気にしてなかった。判定も含め、いろいろかみ合わずフラストレーションはたまる。でも、それがラグビー。とにかく結果を待つ」。5日に神戸製鋼と対戦するサントリーが引き分け以上でプレーオフ進出が決まるだけに、祈るような思いで最終戦を迎える。

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2012年2月5日のニュース