春場所部長の貴乃花親方 15日間満員御礼目指す

[ 2012年2月1日 18:34 ]

 日本相撲協会の春場所部長に任命された貴乃花親方(元横綱)が1日、約1カ月後に迫った本場所に向け「(満員御礼は)15日間を目指したい。無理だと思われるようなことを、可能にしていきたい」と観客の大幅増員を目標に掲げた。

 2日に早速大阪入りし、先発事務所で業務を始める。八百長問題で昨年の春場所が中止となった影響による客離れも懸念されるが、新部長は「全くお会いしたことのないような方々に興味を持っていただくことが、15日間の満員御礼につながる」と、ファン層の新規開拓を目指す。

 自身は1991年春場所で、平幕ながら初日から11連勝した思い出が強く残っているという。「2人の日本人大関に横綱白鵬、そして(初場所)優勝した把瑠都もいる。内容は近年にない話題性がある」と土俵の充実を期待した。

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2012年2月1日のニュース