貴乃花親方 人気回復へ橋下市長と“タッグ”

[ 2012年2月1日 06:00 ]

 1日に発表される日本相撲協会の新たな職務分担で、貴乃花親方(39=元横綱)が大阪担当地方部長に就任することが31日、確実になった。

 貴乃花親方は引退後、巡業部、審判部と主要な部署を歴任。今回の地方部長就任は、地方場所の現状を理解してもらうことで広い見識を持ってもらいたいという北の湖理事長の意向によるところが大きい。春場所は昨年、八百長問題で中止となり、大阪での人気回復は急務。人気抜群の同親方を担当部長に据えることで人気回復を狙う。春場所(3月11日初日、大阪府立体育会館)に向けては、橋下徹市長と“タッグ”を組むことになる。この日までに集客力の回復を目指す協会の「入場券販売促進プロジェクトチーム」が橋下市長を表敬訪問する案が浮上。担当部長も同行するのは確実だけに、強力タッグ結成となる。ある親方は「橋下市長とともにアピールすれば、盛り上がると思う」と期待していた。

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2012年2月1日のニュース