八角新理事意欲「相撲の醍醐味知ってもらえるように」

[ 2012年1月31日 06:00 ]

日本相撲協会役員改選

 新理事に就任した八角親方(元横綱・北勝海)ら5人が会見した。約2年間、広報部で仕事をした八角親方は「相撲の良さと楽しさ、醍醐味(だいごみ)をみんなに知ってもらえるように頑張りたい」と話した。

 立浪一門から唯一理事に選ばれた春日山親方(元幕内・春日富士)は「協会の財務の健全化を図り、協会の運営の透明化を図っていきたい」と話した。

 ▼楯山親方(元関脇・玉ノ富士) 理事長をしっかり支える。親方衆の意見も取り入れながらやっていきたい。相撲協会は存続の危機なので、理事長は経験の積まれている方でないと難しい。

 ▼尾車親方(元大関・琴風) 公益法人への移行はしっかりと果たしていきたい。年寄名跡について基本的に進む道は出ているし、時間をかけて議論し痛みを伴うところは伴いながらつくり上げていきたい。

 ▼千賀ノ浦親方(元関脇・舛田山) 入場者の増員、維持員席や升席のA、Bが空いているのでまずはそれをなんとかしてたい。年寄名跡については理事長が根強く理解を求めていくのではないか。

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2012年1月31日のニュース