桂治、穴井ら猛稽古「これだけ練習をするのは久しぶり」

[ 2012年1月24日 19:25 ]

強化合宿で練習する鈴木桂治(左)

 柔道の日本男子が24日、東京都多摩市の国士舘大で強化合宿を報道陣に公開し、100キロ超級の鈴木桂治(国士舘大教)や100キロ級の穴井隆将(天理大職)が打ち込みや乱取りなど3時間以上に及ぶ猛稽古で汗を流した。

 昨年12月に左肘の遊離軟骨除去手術を受けた鈴木は、2月中旬のドイツでの国際大会で再起を懸ける。「肘は徐々に良くなっている。成功だった。これだけ練習をするのは久しぶり」と充実感を漂わせた。

 穴井は2月の欧州遠征には参加せず、国内でじっくりと仕上げる予定。「(15日の)マスターズ大会は欧州の大会以上のレベルだったので、ある程度のめどが立った」と話した。マスターズ大会で日本男子唯一の金メダルを獲得した90キロ級の西山将士(新日鉄)も得意の足技などを確認した。

 60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)は膝痛のため、この日離脱した。

 23日に始まった合宿は28日まで行われる。

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2012年1月24日のニュース