有言実行の孝行息子に両親も感激「誇りに思います」

[ 2012年1月24日 06:00 ]

観戦する錦織の父・清志さんと母・恵理さん

全豪オープンテニス第8日

(1月23日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 錦織の快挙をスタンドで見守った両親は感激しきりだった。母・恵理さん(51)は「よく諦めずに我慢しましたね。手に汗握りました」と安心した面持ちで語れば、父・清志さん(55)は「ここで勝つということは本当に強いということ。彼のことを誇りに思います」と喜んだ。

 実家のある島根県松江市から大会前に現地入りしているが、錦織と食事を一緒にしたのは数回だけだという。清志さんは「テニスは孤独な世界。声をかけないようにしています」と気遣っている。

 「圭は口数は少ないですけれど、有言実行でやることはやる。本当に強くなったと思います」と中2から親元を離れて米国で練習に励んできた息子の成長をあらためて実感した様子。帰りの航空券は準々決勝が行われる予定の25日発となっており、チケットを買い直すかどうか、うれいし悲鳴を上げていた。

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2012年1月24日のニュース