覚悟していた接戦　錦織「上海のようにはいかない」

全豪オープン男子シングルス４回戦、バックハンドでボールを返球する第２４シードの錦織圭
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　四大大会初の８強入りを目指す錦織は、相手の世界トップクラスのサーブとフォアに徐々に対応し始めて快挙にあと１セットと迫ったが、勝負は最終セットにもつれ込んだ。相手は昨年のマスターズ上海大会で勝っているツォンガだが、全豪では準優勝したこともある強豪。「上海のようにはいかない」と覚悟した通りの接戦となった。

　それでも最後は相手の焦りも乗じ、日本人選手初の全豪４勝目を挙げた。次はベスト８。粘りのテニスでその先も見えてきた。