小平 日本新更新も不満「力出し切れなかった」

[ 2012年1月23日 06:00 ]

女子500メートルで日本新をマークして2位に入り、表彰式で笑顔で声援に応える小平奈緒

スピードスケートW杯第1日・女子500メートル

(1月21日 米ユタ州ソルトレークシティー)
 女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が自身の日本記録を2季ぶりに0秒08更新する37秒42で2位に入った。

 小平は「ゴールしてもすっきりしなかった。タイムは出たけど(力を)出し切るレースはできなかった」と苦笑いを浮かべた。最初の100メートルを自己最速の10秒44で通過したが、スピードに乗って迎えた最後のカーブで滑りに狂いが生じた。「いまいち氷を押さえられなかった」と、蹴る力を思うように推進力に結びつけられず、わずかに失速した。消化不良の日本だったが、最終日はさらなる好記録が期待できる。「まだ出せる感触はある」と2日連続の記録更新を誓った。

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