電子辞書で意思疎通!カーリングの玉熊組は4位

[ 2012年1月22日 20:07 ]

 冬季ユース五輪は22日、オーストリアのインスブルックで最終日を迎え、カーリングで異なる国の男女が組む混合ダブルスで玉熊真子(青森明の星高)柳民現(韓国)組は3位決定戦でロシア、米国のペアに5―6で敗れ4位となった。

 韓国の柳民現と組んだ玉熊は延長の末に3位決定戦で屈し、メダルに届かなかった。「すごく悔しい。もっと自分がうまければと思う」と残念がった。

 異なる国の選手同士が組む混合ダブルスは交流を重んじるユース五輪ならではの種目。玉熊は言葉が通じないパートナーと意思疎通を図るため、電子辞書で「ケンチャナ(大丈夫)」など韓国語を覚えて臨んだ。

 表彰台には立てなかったが、ジェスチャーも交えて計5試合を戦った。「アイコンタクトやしぐさで意思の疎通はできた。楽しかった」と笑顔も見せた。

 ▽玉熊真子の話 すごく悔しい。もっと自分がうまければと思う。ここまで来られたのはペアの子のおかげ。今大会は他の国の子と仲良くなったりできて楽しかった。来てよかった。(共同)

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2012年1月22日のニュース