佳純涙…連覇ならず「愛ちゃんが素晴らしかった」

[ 2012年1月22日 06:00 ]

表彰式で福原(右)の横で涙を流す石川

卓球全日本選手権第5日

(1月21日 東京体育館)
 表彰台では何度もうなだれ、涙を必死で隠した。連覇の夢を打ち砕かれた石川は「愛ちゃんが素晴らしかった。悔しいけど、自分の実力がないから、もっと強くならないと」と自らを納得させるように何度もうなずきながら話した。

 決勝までは失ゲーム1の完璧な試合運び。だが決勝は「出足の1本目から攻められて、受けてしまった」と後手に回った。特に苦しんだのは福原のサーブ。「変化が分からなくて、自信を持ってレシーブができなかった」ことで、最後まで流れを変えることができなかった。

 今後は来月のアジア選手権、3月の世界選手権と、7月のロンドン五輪前に大きな大会も続く。「こんな悔しさはもう味わいたくないから、努力していくしかない。五輪までの時間が大切になってくると思います」と必死に気持ちを切り替えていた。

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2012年1月22日のニュース