白鵬「悔しいどころではない。反省だけだ」

[ 2012年1月20日 20:04 ]

大相撲初場所13日目

(1月20日 両国国技館)
 負けると賜杯の行方が決定する一番で、白鵬が力なく琴欧洲に寄り切られた。把瑠都に13日目に優勝を決められるのは横綱として屈辱だろう。「これだけ差がつけば、悔しいどころではない。反省だけだ」と肩を落とした。

 過去28勝7敗と圧倒していた相手に、すぐに左上手を許したのが敗因。12日目は日馬富士に注文相撲で敗れており「思い切っていこうと思ったけど、ちょっと見て立ったかもしれない」と話す。

 13日目までに3敗を喫するのは2年前の初場所以来で、貴乃花に並ぶ22度目の優勝はお預け。残り2日には「負けてもいいので、思い切っていきたい」と、第一人者らしからぬコメントだった。

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2012年1月20日のニュース