小６加藤が５回戦進出　石川、福原もベスト３２

女子シングルスで５回戦進出を決めた加藤美優

　卓球の全日本選手権第３日は１９日、東京体育館で行われ、女子シングルスは小学６年生で１２歳の加藤美優（ＴＫＯ）が４回戦でシードの伊積ひかり（東京富士大）を４―１で破り、ロンドン五輪代表の石川佳純（全農）福原愛（ＡＮＡ）とともに５回戦に進んだ。小学生でベスト３２は福原以来で、加藤は５回戦で石川に挑む。

　ともに小学５年生で１１歳の平野美宇（ミキハウスＪＳＣ山梨）と伊藤美誠（豊田町スポーツ少年団）は３回戦で敗退。ジュニアの部では平野が４強入りしたが、伊藤は準々決勝で敗れた。

　男子シングルスでは小学６年生で１２歳の出雲卓斗（鳥屋クジュニア）が１、２回戦を突破し、３回戦に進んだ。日本協会によると、この種目で小学生の勝利は初めて。

　混合ダブルスは石川と吉村真晴（山口・野田学園高）のペアが準決勝に進んだ。