錦織 リズム取り戻し粘り勝ち「1本ずつ巻き返そうと思っていた」

[ 2012年1月19日 18:05 ]

全豪オープン男子シングルス2回戦、逆転勝利しガッツポーズをする第24シードの錦織圭

 テニスの全豪オープン第4日は19日、メルボルンで行われ、男子シングルス第24シードの錦織圭(フリー)は2回戦で世界ランキング94位のマシュー・エブデン(豪州)に3―6、1―6、6―4、6―1、6―1で逆転勝利を飾り、3回戦進出を決めた。

 地元の声援を後押しに奮闘するエブデンに、錦織は第1、第2セットはリズムに乗れず連続で落とした。「無駄なミスが多かった。コートに入れるようにして、1本ずつ巻き返そうと思っていた」と冷静に分析すると、第3セットからは相手を圧倒した。

 第4セットからは2ゲームしか落とさずにシードの強さを見せつけ、「何とか粘って勝った。これから相手が強くなる。体を休め、次に備えたい」と3回戦にむけて意気込みを語った。

 3回戦は第12シードのジル・シモン(フランス)対、世界ランキング39位のジュリアン・ベネトーの2回戦勝者が相手となる。

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2012年1月19日のニュース