園田監督、福見の優勝歓迎「存在意義を見せてくれた」

[ 2012年1月17日 06:00 ]

 柔道のマスターズ大会(カザフスタン)に出場した日本代表が帰国した。

 4階級を制した女子は48、52、57キロ級で昨年の世界選手権女王が敗れ、ロンドン五輪代表争いで追う立場の選手が優勝。特に48キロ級は世界連覇の浅見八瑠奈(23=コマツ)が福見友子(26=了徳寺学園職)に敗れたが、園田隆二監督は「浅見が勝てば(五輪代表は)決まり、と思っていたが、福見が存在意義を見せてくれた」と歓迎。従来は欧州の同一大会に派遣し競わせる方針だったが、前述の3階級には2月のグランドスラム・パリ大会に今回優勝した選手を起用し「1人になった時にどう戦うか、五輪本番を想定したい」と方針転換した。

 また、浅見は左膝を痛めており、最終選考会となる5月の全日本選抜体重別(福岡)まで国内調整に専念する可能性も示唆した。

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2012年1月17日のニュース