大阪が2度目V 五輪代表候補の木崎貫禄の区間賞

[ 2012年1月16日 06:00 ]

全国都道府県対抗女子駅伝で19年ぶり2度目の優勝を果たし、ガッツポーズでゴールする大阪のアンカー・徳田夕佳

 第30回全国都道府県対抗女子駅伝は15日、京都市の西京極陸上競技場発着の9区間42・195キロで行い、エース木崎良子(ダイハツ)を擁する大阪が2時間16分37秒で、19年ぶり2度目の栄冠に輝いた。地元京都は2位で2連覇を逃した。東日本大震災を経て出場した宮城が26位、岩手が42位、福島は最下位の47位だった。今大会は被災地へのメッセージとして、各選手が「つなぎます 未来への絆」と記されたたすきをリレーした。

 ロンドン五輪女子マラソン代表候補のエース木崎は大阪の1区で出場し、ラスト100メートルのスパートで抜け出して区間賞となった。「そこまで(先頭集団で)粘れば(1区は)勝てると思った。自信を持って行けた」と優勝に貢献して充実感を漂わせた。本来は休む時期だっただけに、体が絞れておらず、左太腿痛も抱えていたが「中学生、高校生が凄く頑張っていた」と言うように、若いメンバーの姿に奮い立っての快走だった。

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2012年1月16日のニュース