穴井は準決勝で一本負け…ケガで調子は「40%」

[ 2012年1月16日 06:00 ]

柔道マスターズ大会最終日

(1月15日 カザフスタン・アルマトイ)
 男子100キロ級の穴井は準決勝で一本負けした。

 地元カザフスタンのラコフに延長約30秒で右出足払いに屈し、畳の上で仰向けとなった。「五輪で金メダルを獲る目標を掲げている以上、反省点の方が多い。最後の技は本来なら自分がやるべき技だった」と涙を浮かべて悔しがった。昨年後半から苦しんだ左手小指の負傷により、稽古量が不十分だという。本調子に比べると「40%」と言うエースは「気持ちが前に出ても体力的な部分がついてこない」と敗因を分析した。

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2012年1月16日のニュース