高橋は強敵に完敗…４強入りならず

スターズ大会最終日

（1月15日 カザフスタンのアルマトイ）
　男子１００キロ超級の高橋は大きな体を生かすことができず、４強入りを逃した。準々決勝の相手は昨年の世界選手権銀メダルで世界ランキング２位のテルツァー（ドイツ）。有効１と結果は僅差だが、内容は奥襟をがっちりとつかまれて動きを封じられての完敗だった。「強い。紙一重だと思うが、そこを詰めることができない」とうなだれた。

　五輪代表争いは横一線なだけに、アピールしたかった。２６歳は「最後のチャンスだと思っていた。残り全部で優勝しないと、自分は生き残れない」と覚悟した。（共同）