西山将が初優勝 中井と国原は銀メダル

[ 2012年1月15日 19:50 ]

 柔道の世界ランキング上位者で争うマスターズ大会最終日は15日、カザフスタンのアルマトイで行われ、男子90キロ級で西山将士(新日鉄)が初優勝した。西山は準々決勝で世界選手権2連覇中で世界ランク1位のイリアス・イリアディス(ギリシャ)に優勢勝ち。準決勝でブラジル選手、決勝でロシア選手に勝った。

 同81キロ級の中井貴裕(流通経大)は決勝で北京五輪73キロ級金メダルのエルヌル・ママドリ(アゼルバイジャン)に敗れて銀メダルだった。

 同100キロ超級の上川大樹(明大)は決勝に進んだ。男子100キロ級で世界ランク1位の穴井隆将(天理大職)は準決勝で一本負けした。

 女子は70キロ級で世界選手権2年連続銅メダルの国原頼子(自衛隊)は決勝で敗れた。田知本遥(東海大)は3位。

 同78キロ級は昨年の世界選手権銀メダルの緒方亜香里(筑波大)が3位。同78キロ超級は杉本美香(コマツ)は3位で、世界ランク1位の田知本愛(ALSOK)は初戦の準々決勝で敗れた。(共同)

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2012年1月15日のニュース