今季初ラウンドの遼 後半に踏ん張れず「マネジメントをミスした」

[ 2012年1月13日 11:39 ]

第1ラウンド、6番でショットをミスする石川遼

 今季最初のラウンド。石川遼はパットに苦しんだ前半を我慢強くしのいだが、後半にミスでリズムを崩した。1オーバーと出遅れ「前半はすごくショットが良かったのに、後半でマネジメントをミスしてしまった」と悔しさをにじませた。

 ハワイでも多くのファンの歓声を浴びる中、落ち着いた表情でスタートした。前半は3~4メートルのパットがなかなか決まらなかったが、粘り強くプレーし、18番(パー5)は残り236ヤードを2番アイアンで3メートルに2オン。これを沈めてイーグルを奪うと、大歓声に右手を挙げて笑顔で応えた。

 ところが後半は踏ん張りきれなかった。ティーショットを左の池に打ち込んだ3番(パー4)から2連続ボギー。6番(パー4)は4オン2パットのダブルボギーをたたき、表情をゆがめた。

 救いは最終9番(パー5)で2オンに成功し、バーディーで上がったことか。笑みを取り戻した石川遼は「全体的には良いスタート。パットさえ入ってくれれば」と巻き返しを期した。(共同)

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2012年1月13日のニュース