救急搬送の行事・木村庄三郎 休まず出場「大丈夫」

[ 2012年1月13日 06:00 ]

<初場所5日目>軽快なフットワークで琴欧洲・隠岐の海戦を裁く木村庄三郎

大相撲初場所5日目

(1月12日 両国国技館)
 4日目の把瑠都―若荒雄戦で土俵下に転落し、頭を強く打って救急搬送された三役格行司の木村庄三郎(61)=本名・畠山三郎、大島部屋=は5日目も休まず出場した。

 琴欧洲―隠岐の海、豪栄道―琴奨菊の2番を無事に裁き「大丈夫ですよ。きのうは迷惑を掛けて申し訳ありませんでした。ぶつかったのは分かったが、落ちたのは分からなかった」と話した。周囲は休場を勧めたが、この日朝、吐き気などの症状が出なかったので出場を決めた。土俵下に転落した前後の記憶はないそうだが「行司も土俵の下に落ちないでぱっと動かないといけない」と反省していた。

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2012年1月13日のニュース