JXが圧勝で4連覇! 最多17度目のV

[ 2012年1月9日 06:00 ]

4連覇を飾り、表彰台で優勝カップを揚げるJXの選手たち

全日本総合選手権第8日・決勝 JX78-52デンソー

(1月8日 国立代々木競技場)
 バスケットボールの全日本総合選手権第8日は、女子決勝が行われ、JXがデンソーに78―52で圧勝し、4連覇した。4連覇は01~04年(当時ジャパンエナジー)に続いて2度目で、最多の優勝回数を17に伸ばした。ベスト5には大神雄子、渡嘉敷来夢、吉田亜沙美(以上JX)、高田真希(デンソー)、矢野良子(トヨタ自動車)が選出された。

 圧勝劇の火付け役となったのはベテランの大神だ。初の決勝に浮足立つデンソーに厳しい圧力をかけた守備でボールを奪うと、いきなり3本連続でシュートを決めた。勢いに乗ったJXは26点差の完勝。両チーム最多20得点の大神は「(リバウンドを拾っての)セカンドショットもJXの武器なので、積極的に打ち続けようと思った。入ったのでラッキーだった」としてやったりだ。疲労による両足首痛で12月上旬から1カ月間、チームを離れて治療に専念したが復調をアピール。「(代表が目指す)守備から速攻を見せることができた。ここは通過点」と日本代表の主将は6月のロンドン五輪最終予選を見据えていた。

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2012年1月9日のニュース