日本女子選手初のW杯表彰台!15歳の高梨が2位に

[ 2012年1月9日 00:28 ]

W杯で日本選手初の2位となった高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は8日、ドイツのヒンターツァルテン(HS108メートル、K点95メートル)で個人第3戦を行い、15歳の高梨沙羅(北海道・上川中)が日本選手では初めての表彰台となる2位に入った。

 高梨は1回目に100・5メートルを飛び4位、2回目は99・5メートルで合計242・6点となり順位を上げた。ジャンプ女子は2014年ソチ冬季五輪で採用され、今季からW杯が始まった。サラ・ヘンドリクソン(米国)が通算2勝目を挙げた。

 高梨と同じ15歳の山田優梨菜(長野・小谷中)は90・5メートルと95・5メートルで16位。渡瀬あゆみ(神戸神奈川アイクリニック)と岩淵香里(長野・飯山高)は2回目に進出できなかった。

 ▽高梨 沙羅(たかなし・さら)11年2月の世界選手権で日本女子では初となる6位入賞を果たした。小学3年で本格的にジャンプを飛び始め、11年1月には札幌・大倉山での女子最長となる141メートルを記録した。北海道・上川中。151センチ、43キロ。15歳。北海道出身。(共同)

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2012年1月9日のニュース