中村部屋が閉鎖へ 師匠の定年に伴い

[ 2012年1月5日 16:42 ]

 大相撲の中村親方(元関脇富士桜)が5日、来年2月9日に日本相撲協会の定年となる65歳を迎えることに伴い、ことし11月の九州場所後に中村部屋を閉鎖する考えを明らかにした。現在、同部屋には元十両の幕下飛翔富士ら7人が所属している。閉鎖後は、同じ高砂一門の東関部屋に移籍する予定。

 中村親方は1986年に高砂部屋から独立して部屋を創設。彩豪、須磨ノ富士、一の谷、飛翔富士の4人の関取を育てたが、幕内力士は誕生していない。同親方は「後援会や力士の保護者には考えを伝えてある。残り短い期間だが、できるだけ弟子を強くしたい」と話した。

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2012年1月5日のニュース